元配偶者からの嫌がらせ・ストーカー対策

最終更新: 2026年08-17月こはるのシングルマザー手帳 編集チーム読了目安 約9
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「離婚したのにしつこく連絡が来る」「職場に押しかけてくる」「SNSで監視されている」——元配偶者からの嫌がらせへの具体的な対処法と相談先をまとめました。

こはる
こはる
こはるから
離婚したのに終わらない恐怖、本当につらいですよね。「大げさかな」「警察に言うほどじゃないかな」と思うかもしれませんが、あなたと子どもの安全が最優先です。ひとりで抱え込まないでください。
まず、これだけは知ってください
  • 証拠(スクショ・録音・日時記録)を残すことが最優先
  • ストーカー規制法で警察が「警告」「禁止命令」を出せる
  • 住民票の閲覧制限で住所を知られないようにできる
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証拠を確実に残す

嫌がらせへの対処で最も重要なのは「証拠」です。証拠がないと警察も裁判所も動けません。以下を徹底しましょう。①メール・LINE・SNSのスクリーンショット(日時が入るように)、②電話の録音(スマホの録音アプリ)、③つきまとい・待ち伏せの日時・場所・状況メモ、④防犯カメラの映像(自宅周辺)、⑤目撃者がいれば名前と連絡先。「いつ・どこで・何をされたか」を時系列で記録するノートを1冊作りましょう。

嫌がらせの種類残すべき証拠方法
しつこいメール・LINEスクリーンショット日時入りで保存・クラウドにバックアップ
無言電話・着信着信履歴のスクショ+録音録音アプリを常時ON
つきまとい・待ち伏せ日時・場所・状況のメモ+写真スマホで撮影・防犯カメラ設置
SNSでの監視・誹謗中傷投稿のスクショ(URL含む)魚拓サービスも活用
職場への押しかけ同僚の証言・防犯カメラ会社に報告し記録を残してもらう
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警察に相談する

「大げさかな」と思っても、まず警察に相談してください。相談するだけで「相談記録」が残り、後の手続き(禁止命令・保護命令)がスムーズになります。相談先は最寄りの警察署の「生活安全課」。電話でも対面でもOK。持っていくもの:証拠(スクショ・録音・メモ)、身分証明書。「ストーカー被害の相談です」と伝えれば、専門の担当者が対応してくれます。

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住所を隠す(住民票閲覧制限)

元配偶者に現住所を知られたくない場合は、「住民票の閲覧制限(DV等支援措置)」を申請しましょう。これにより、元配偶者が住民票・戸籍の附票を請求しても交付されなくなります。申請先:市区町村の窓口。必要なもの:警察の相談記録(または配偶者暴力相談支援センターの証明)。有効期間:1年(更新可能)。子どもの学校の住所も、学校に依頼すれば非開示にできます。

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法的手段を使う

嫌がらせがエスカレートする場合は、法的手段を検討しましょう。①ストーカー規制法に基づく「禁止命令」(警察が申立て→公安委員会が発令。違反すると2年以下の懲役)、②DV防止法に基づく「保護命令」(裁判所が発令。接近禁止・退去命令。違反すると1年以下の懲役)、③民事の「接近禁止仮処分」(弁護士に依頼)。法テラスを使えば弁護士費用は立替制度(月5,000〜1万円の分割返済)が利用できます。

法的手段申立先効果違反時の罰則
警告(ストーカー規制法)警察警察から相手に直接注意なし(次のステップへ)
禁止命令(ストーカー規制法)公安委員会つきまとい等の禁止2年以下の懲役/200万円以下の罰金
保護命令(DV防止法)地方裁判所接近禁止・退去命令1年以下の懲役/100万円以下の罰金
接近禁止仮処分(民事)地方裁判所接近・連絡の禁止間接強制(制裁金)
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日常の安全対策を強化する

法的手段と並行して、日常の安全対策も行いましょう。①自宅:防犯カメラ設置(1万円〜)・鍵の交換・インターホンカメラ、②外出時:帰宅ルートを変える・暗い道を避ける・防犯ブザー携帯、③SNS:位置情報OFF・アカウント非公開・ブロック、④職場:上司に事情を説明・来客対応を依頼、⑤子ども:「知らない人についていかない」を徹底・学校に情報共有。「やりすぎ」と思うくらいでちょうどいいです。

よくある質問

どこからが「ストーカー」になりますか?

ストーカー規制法では「つきまとい等」として、①つきまとい・待ち伏せ・押しかけ、②監視していると告げる、③面会・交際の要求、④著しく粗野・乱暴な言動、⑤無言電話・連続メール・SNS、⑥汚物等の送付、⑦名誉を傷つける、⑧性的羞恥心を害する行為——が定義されています。「恋愛感情」に基づく行為が対象ですが、元配偶者の執着も該当します。

警察に相談したら何をしてくれますか?

①相談記録の作成(証拠として残る)、②相手への「警告」(警察から直接注意)、③「禁止命令」(違反すると2年以下の懲役)、④パトロール強化(自宅・職場周辺)、⑤緊急時の110番対応。まずは最寄りの警察署の「生活安全課」に相談しましょう。電話でもOKです。

住所を知られたくありません。対策はありますか?

「住民票の閲覧制限(支援措置)」を申請すれば、元配偶者が住民票・戸籍の附票を取得できなくなります。申請先は市区町村の窓口。DV・ストーカー被害者が対象で、警察の相談記録があるとスムーズです。更新は1年ごとですが、継続申請できます。

子どもの学校に押しかけてくる場合はどうすればいいですか?

学校に事情を説明し、①元配偶者が来ても子どもを引き渡さない、②不審者として対応する、③緊急時は警察に通報する——を依頼しましょう。保護者の同意があれば学校は対応してくれます。必要に応じて「接近禁止命令」(保護命令)の申立ても検討してください。

「私の場合はどうなる?」モデルケース

Aさん(35歳・子ども6歳)

状況: 離婚後も元夫から毎日10通以上のLINEが届く。「会いたい」「やり直そう」から「無視するなら職場に行く」とエスカレート。

結果: LINEのスクショを全て保存→警察の生活安全課に相談→警察から元夫に「警告」→一時的に収まったが再開→「禁止命令」が発令。住民票の閲覧制限も申請。その後、連絡は完全に止まった。

💡 「警告」で止まらなくても「禁止命令」がある。段階的に対処できる。

知らないと損する落とし穴

「無視すれば止まる」と思って放置した結果エスカレートした

Bさんは元夫からのしつこいメールを無視し続けた。しかし3ヶ月後、自宅前で待ち伏せされ、子どもの前で怒鳴られた。証拠も残しておらず、警察への相談が遅れた。

✅ 対策: 嫌がらせは「無視」では止まらないことが多い。早い段階で証拠を残し、警察に相談する。「大したことない」と思わず、記録だけでも始める。

やることチェックリスト

  • 嫌がらせの証拠(スクショ・録音・日時メモ)を残している
  • 警察(生活安全課)に相談した
  • 住民票の閲覧制限を申請した(または検討した)
  • 自宅の防犯対策(鍵交換・カメラ等)を行った(該当する方のみ)
  • 子どもの学校に事情を説明した(該当する方のみ)

☐=全員必要 △=該当する方のみ

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