保育園が見つからない・働きに出たい

働きたいのに預け先がない——その焦りと不安、痛いほどわかります。実は、ひとり親の保活には優遇制度があります。あきらめてしまう前に知っておいてほしいポイントを、こはるがまとめました。
- 認可保育園の選考では、ほとんどの自治体でひとり親世帯に大きな加点があります
- 求職中でも申し込めます。認可外・一時保育・ファミサポをつなぎに使う方法もあります
- 2026年度からの「こども誰でも通園制度」なら、就労状況を問わず月10時間まで預けられます
ひとり親の「調整指数加点」を確認する
実は、認可保育園の入園選考ではひとり親世帯に大きな加点があるんです。フルタイム共働き世帯が「100点」の自治体なら、ひとり親はそこに+10〜20点が上乗せされるイメージで、実質的に最優先グループに入れる地域が多いんですよ。まず役所の保育課で「ひとり親の場合の指数を教えてください」と聞いてみてくださいね。求職中でも申し込みは可能で、入園後に2〜3か月以内に就労を開始する形でも認められますよ。
| ステップ | やること | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 保育課でひとり親の指数と空き状況を確認 | 思い立ったらすぐ |
| 2 | 見学・申込書類の準備(就労証明or求職申告) | 一斉入所は前年10〜12月 |
| 3 | 申込(第1〜第5希望まで幅広く書く) | 自治体の締切に注意 |
| 4 | 結果待ちの間につなぎの預け先を確保 | 一時保育・認可外など |
認可外・一時保育・ファミサポも組み合わせる
認可園に入れるまでの間は、認可外保育施設や一時保育、ファミサポを組み合わせて乗り切りましょう。認可外は自治体の補助が出る場合がありますし、ファミサポはひとり親なら利用料が減免される自治体もあります。3〜5歳なら幼児教育・保育の無償化の対象なので、認可外でも月3.7万円まで補助されますよ。
| 預け先 | 特徴 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 一時保育(認可園内) | 週2〜3日・時間単位で利用可 | 1時間数百円〜。ひとり親減免のある自治体も |
| 認可外保育施設 | 空きが見つかりやすい。入園で加点になる自治体も | 月5〜7万円程度。補助で実質負担減 |
| ファミリー・サポート | 送迎・短時間預かりに便利 | 1時間700〜900円程度。減免あり |
| こども誰でも通園制度 | 就労問わず月10時間まで | 1時間300円程度 |
「こども誰でも通園制度」を活用する
2026年度から全国で始まったこの制度、知っていますか? 親の就労状況を問わず、生後6か月〜3歳未満の子どもを月10時間まで保育施設に預けられるんです。求職活動や面接の時間を確保するのにも使えますよ。
就労支援とセットで考える
「保育園が決まらないと働けない、働いていないと保育園に入れない」——この鶏と卵の悩み、多くの方が抱えていますよね。でも大丈夫。求職中でも申し込んで、入園後に就労を開始する流れで突破できます。マザーズハローワークや母子家庭等就業・自立支援センターなら、子連れで就職相談ができて保育所情報ももらえますよ。資格を取って安定した仕事に就きたいなら、高等職業訓練促進給付金(月10万円)の対象になるかも。養成校在学中は「就学」として保育の必要性が認定されるので、学校に通う間も保育園を利用できます。
よくある質問
求職中だと選考で不利になりませんか?
求職中は就労中より基本指数が低くなりますが、ひとり親の加点で十分カバーできる自治体が多いです。また、入園後に一定期間内(多くは2〜3か月)に就労を開始すれば継続利用できます。まずは保育課で点数の仕組みを聞いてみてください。
保育料はどのくらいかかりますか?
保育料は世帯所得に応じて決まり、住民税非課税世帯は0〜2歳も無料です。3〜5歳はすべての世帯で無償化されています。ひとり親世帯には独自の減免を設けている自治体も多くあります。
入園できなかった場合はどうすればいいですか?
不承諾通知を受け取ったら、二次募集への応募、認可外保育施設(自治体補助の有無を確認)、一時保育やこども誰でも通園制度の組み合わせを検討してください。役所の保育コンシェルジュに相談すると、空き情報を教えてもらえます。
夜間や休日の仕事です。預け先はありますか?
夜間保育所(認可)、休日保育を実施する園、トワイライトステイ(夜間の一時預かり)などがあります。数は多くないため、保育課で「夜間・休日の保育を実施している園」を確認してください。ベビーシッター利用料の助成制度がある自治体もあります。
子どもが病気のとき、仕事を休めません
病児・病後児保育室(小児科併設が多い)を事前登録しておくと、当日朝の予約で預けられます(1日2,000円前後・非課税世帯減免あり)。ファミサポの病児対応会員や、訪問型病児保育のひとり親助成(認定NPOフローレンスなど)もあります。元気なうちに登録しておくのがコツです。
「私の場合はどうなる?」モデルケース
0歳児を預けたいEさん(4月入園を目指す)
状況: 来年4月に育休が終わる。0歳児クラスに入れたいが、倍率が高いと聞いて不安。
結果: ひとり親加点(+20点)のおかげで第1希望の認可保育園に内定。ひとり親世帯は保育料が無料(住民税非課税)または大幅減額。
💡 ひとり親は選考で大幅に加点されます。0歳4月が最も入りやすいタイミング。申込みは前年10〜11月が締切です。
急いで預け先が必要なFさん(年度途中)
状況: 急に離婚が決まり、すぐに働かないといけない。4月まで待てない。
結果: 認可は空きなし→認可外保育施設に一時的に入園(月5万円)。翌月から認可の空き待ちに登録。3か月後に認可に転園でき、保育料は月0円(非課税世帯)に。認可外の期間は「認可外保育施設利用料補助」で月3.7万円が戻った。
💡 年度途中は認可外→認可の「二段階作戦」が現実的。認可外の費用も補助制度があります。
知らないと損する落とし穴
「求職中」で申し込んだら点数が低くて落ちた
Gさんは「求職中」(点数低い)で申し込んで不承諾に。実は先にパートを始めて「就労中」にしてから申し込めば加点されていた。
✅ 対策: 短時間でもパートを始めてから申し込むと「就労」の点数がつきます。週16時間以上が目安。
希望園を1つしか書かなかった
Hさんは自宅近くの1園だけ書いて不承諾。第10希望まで書いていれば、少し遠い園に入れていた。
✅ 対策: 希望欄は上限いっぱいまで書いてください。「通える範囲」を広めに考えるのがコツです。
やることチェックリスト
- ☐保育園の見学(10月の申込み前に)
- ☐就労証明書(勤務先に依頼)または求職活動申立書
- ☐ひとり親であることの証明(戸籍謄本または児童扶養手当証書)
- ☐前年の課税証明書(保育料算定用)
- ☐希望園リスト(上限いっぱいまで記入)
- ☐マイナンバー確認書類
☐=全員必要 △=該当する方のみ
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ひとりで抱え込まないでくださいね。まずは使える支援を確認してみましょう。
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