子どもへの離婚の伝え方・心のケア

最終更新: 2026年08-17月こはるのシングルマザー手帳 編集チーム読了目安 約8
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「子どもにどう説明すればいい?」「子どもが不安定になった」「パパに会いたいと言われたら?」——子どもの年齢別の対応と、心のケアの方法をまとめました。

こはる
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こはるから
子どもへの説明、本当に悩みますよね。「傷つけたくない」「でも嘘はつきたくない」——その気持ち、すごくわかります。正解はひとつじゃないけど、子どもの心を守るためのポイントはあります。一緒に確認しましょう。
まず、これだけは知ってください
  • 子どもは「自分のせい」と思いやすい。否定してあげることが大切
  • 年齢によって理解力と反応が違う。伝え方を変える
  • 子どもの前で元夫の悪口を言わないことが最重要
1

年齢別の伝え方を知る

子どもの年齢によって理解力が違うので、伝え方を変えましょう。どの年齢でも共通して伝えるべきことは「あなたのせいじゃない」「パパもママもあなたを大好き」「ママはずっとそばにいる」の3つです。

年齢伝え方のポイント注意点
0〜2歳言葉での説明は不要。生活リズムを安定させる抱っこ・スキンシップを増やす
3〜5歳「パパとママは別のおうちに住むことにしたよ」「あなたのせいじゃないよ」を繰り返す
6〜9歳「大人の問題で決めたこと。あなたは悪くない」詳しい理由は不要。質問には正直に
10〜12歳ある程度の事情を説明してOK。意見も聞く大人扱いしすぎない。甘えさせる時間も
13歳〜対等に近い説明ができる。気持ちを聞く「相談相手」にしない。親の役割は親が
2

子どもの「サイン」を見逃さない

離婚後の子どもは、言葉ではなく行動で不安を表します。赤ちゃん返り(指しゃぶり・おねしょの再開)、攻撃的になる(友達を叩く・物を壊す)、極端に「いい子」になる(親に心配をかけまいとする)、成績の急落、食欲の変化。これらは「助けて」のサインです。叱るのではなく「何か辛いことがある?」と聞いてあげてください。

3

「あなたのせいじゃない」を繰り返し伝える

子どもは離婚を「自分が悪い子だったから」と思いやすいです。特に3〜8歳の子どもは「自分が言うことを聞かなかったから」「自分がもっといい子だったら」と考えがち。何度でも「パパとママの問題であって、あなたは何も悪くないよ」と伝えてください。1回言えば終わりではなく、折に触れて繰り返すことが大切です。

4

元夫の悪口を子どもの前で言わない

これが最も重要なルールです。子どもにとって元夫は「自分のルーツの半分」。悪口を聞くと「自分の半分はダメな人間なんだ」と感じ、自己肯定感が下がります。どんなに腹が立っても、子どもの前では中立を保ちましょう。愚痴は信頼できる友人・カウンセラー・相談窓口で。子どもを「味方につける」必要はありません。

5

専門家の力を借りるタイミング

以下の場合は、スクールカウンセラーや児童心理士に相談しましょう。①不安定な状態が3ヶ月以上続く、②自傷行為(腕を引っかく等)がある、③「死にたい」「消えたい」と言う、④不登校が始まった、⑤極端な食欲不振・過食。早めに専門家につなぐことは「弱さ」ではなく「親としての責任」です。

よくある質問

何歳から離婚を説明すべきですか?

3歳以上なら「パパとママは別々に暮らすことにしたよ」と簡単に伝えましょう。2歳以下は言葉で理解できないので、生活の変化に慣れさせることが優先。大切なのは「あなたのせいじゃないよ」「ママはずっとあなたのそばにいるよ」と伝えることです。

子どもが「パパに会いたい」と言います。どうすればいいですか?

子どもの気持ちを否定しないでください。「会いたいよね」と受け止めた上で、面会交流のルールに沿って対応しましょう。DVなどで会わせられない場合は「今は会えないけど、パパもあなたのことを大切に思っているよ」と伝えてあげてください。

子どもが急に暴れたり泣いたりするようになりました。

離婚後の子どもの不安定さは正常な反応です。「試し行動」(わざと悪いことをしてママの愛情を確認する)の場合もあります。叱るより「大丈夫だよ、ママはここにいるよ」と抱きしめてあげてください。3ヶ月以上続く場合はスクールカウンセラーに相談を。

元夫の悪口を子どもに言ってしまいました。

一度言ってしまっても、今から変えれば大丈夫です。子どもにとって元夫は「自分の半分」。悪口は「自分の半分を否定された」と感じます。今後は子どもの前では言わないと決め、愚痴はママ友や相談窓口で吐き出しましょう。

「私の場合はどうなる?」モデルケース

Aさん(36歳・子ども6歳)

状況: 離婚後、子どもが保育園で友達を叩くようになった。家では「ママ、パパはもう帰ってこないの?」と毎晩聞く。

結果: スクールカウンセラーに相談し、子どもとの対話の仕方をアドバイスしてもらった。毎晩寝る前に「ママはずっとここにいるよ」と伝え、抱きしめる時間を作った。2ヶ月後、攻撃的な行動は収まった。

💡 子どもの問題行動は「不安の表れ」。叱るより安心感を与えることが先。

知らないと損する落とし穴

子どもを「味方」にしようとして逆効果に

Cさんは子ども(10歳)に元夫の浮気を詳しく話し、「パパは悪い人」と教え込んだ。子どもは面会交流を拒否するようになったが、思春期に「ママに操られていた」と気づき、母子関係が悪化。

✅ 対策: 子どもに大人の事情を詳しく話しすぎない。「味方につける」のではなく「中立を守る」ことが長期的に子どもを守る。

やることチェックリスト

  • 子どもの年齢に合った方法で離婚を伝えた(または伝える準備をした)
  • 「あなたのせいじゃない」と伝えた
  • 子どもの前で元夫の悪口を言わないと決めた
  • 子どもの行動の変化(サイン)に注意している
  • 必要に応じて専門家(スクールカウンセラー等)に相談した(該当する方のみ)

☐=全員必要 △=該当する方のみ

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