母子家庭が受けられる手当「住宅手当」

支出のうち大きな割合を占める「家賃」。家賃の支払いの負担を軽くするために、ひとり親世帯を対象に「住宅手当」(住宅助成制度)が設けられているのをご存知ですか?

「住宅手当」とは

住宅手当とは

ひとり親世帯を対象とした住宅手当とは、子どもを育てている母子家庭または父子家庭のようなひとり親世帯で、賃貸物件に住んでいる人を対象とした支援制度になります

この制度は、市区町村独自の制度になるため、実施していないところもあります。対象者や手続き方法、助成される金額なども市区町村で異なるので、事前に必ず確認しておくといいでしょう

どれくらいもらえるの?

【助成される金額の例】

東京都国立市の場合

1万円を上限として家賃の3分の1の金額

東京都武蔵野市の場合

家賃が1万円以下であれば家賃相当額を、それ以上であれば月額1万円

千葉県浦安市の場合

家賃が1万円を超えた場合、月額1万5,000円を上限として、超過分に応じた金額

内容は自治体により様々ですが、1万円前後の助成を上限としている市区町村が多いです。いずれの市区町村も、住宅手当を利用するには居住年数所得制限などの条件もありますので事前確認をしておくといいでしょう

【申請方法】

支給金額と同じように住宅手当を利用する際の手続き方法も各市区町村で異なります各市区町村の担当窓口へ問い合わせることをおすすめします。

【必要書類】

こちらも各市区町村で異なるため、事前に確認をしておくことをおすすめします

例えば

●必要な物:住んでいる物件の賃貸借契約書の原本や預金通帳、マイナンバーカードや戸籍謄本など

ほかに印鑑や直近の住民税課税証明書、児童扶養手当証書などを求められることもあります。各市区町村のホームページで必要書類や手続き方法などを公表しているところも多いので、事前に確認しておくと良いでしょう

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